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職人技で住宅を作っている工務店の紹介

住宅を建築するうえで必要な人材とは誰かみなさんご存じですか。一軒の住宅を建てるには実に様々な人が関係しますが、その中でも実際に住宅を建てる大工さんがいないことにはどのような建築計画を立てたところで机上の空論となり、住宅は建ちません。

大工さんは日本古来より様々な建造物を建てていました。私たちが普段住居として使う住宅のほかに、宮大工と呼ばれる特別な技能を持つ大工さんは、寺社仏閣の建築・修復に関わっています。

宮大工は建築技術のみならず、宗教学や史学など幅広い分野に関する知識を有している必要があります。さらに、宮大工が用いる建築技術の中には他の建物では用いられないものもあり、文化財の保存にも大きく寄与しています。

宮大工に限らず、すべての大工さんは技術者であり、職人です。コンピューターが発達する前は木々をはじめとした建材の様子を見て、どのような加工をするか、どのように組み合わせるかといった計算をしていました。しかしながら現在、多くの建築会社ではそのような計算はすべてコンピューターに任せてしまい、大工さんは建造物を建てるということのみをしています。計算の部分をコンピューターにとってかわられた理由には様々なものがありますが、その中のひとつに効率があります。人間の頭よりもコンピューターの計算能力のほうが高く、ミスも少ないためです。一瞬で計算結果を算出し、休みなく次から次へと計算ができるというのはコンピューターの特徴と言ってよいでしょう。そのため、自分で計算や設計をしながら家を建てていく大工さんや、そのような大工さんを有している建築会社は減少していき、今やほとんどありません。

しかしながら、いくらコンピューターのほうが性能が良いからと言って、昔ながらの方法すべてが間違っているというわけでは当然ありません。文化や技術の継承という観点から見ると、必ずしもコンピューターに任せることのみが正しいわけではないためです。昔ながらの技術を大切にし、職人芸をもってして住宅を建築している工務店が大阪にあります。

高い技術力を持つ大阪・中川忠工務店の特徴

株式会社中川忠工務店は、大阪府枚方市で創業65年の歴史を持つ工務店です。枚方市を中心に、大阪府内や京都市、神戸市などで住宅の建築・リフォームの対応を行っています。中川忠工務店の特徴は高気密高断熱住宅であること、自然の素材にこだわって住宅を建築していること、そして、職人技を日常的に使い、当たり前のこととして継承していることです。

現代のような機械がなかった時代には、大工さんは自分の頭の中に図面を引き、家を作っていました。そのためには平面的思考のみならず、立体的思考や計算能力も重要です。そして自ら木材を加工し、加工した木を汲んでいきました。加工時に材料を刻むことから「手刻み」と呼ばれ、大工さんにとっては非常に重要な技術でした。

手刻みの技術があることで、住宅の構造が大工さん1人ひとりの頭の中に入っており、家づくりのすべてを把握できるようになります。住宅の構造や仕組みが頭に入っていることで、万が一の事態や不測の事態にも柔軟に対応することができ、品質の高い住宅を提供することができます。中川忠工務店では所属するすべての大工さんが手刻みをできるよう技術指導が徹底しています。

中川忠工務店は高い技術力から、高気密高断熱の住宅が得意な大阪の工務店として有名です。府内や近隣地域にお住いの方は一度ホームページをご覧になってはいかがでしょうか。住宅のほかには鳥居の建造などを行った実績もあり、技術力の高さがうかがえます。